「最近、本当に疲れが取れない」「10代の頃みたいに、オールなんてもう絶対に無理」「代謝が落ちて、何をやっても痩せにくくなった」
この悩み、全部そいつのせいかもしれないんだな。
自分の体の中に、何兆個もの「発電所」があるって、知ってるかな。
その発電所が、私たちが食べたものを燃料にして、体温を保ったり、心臓を動かしたり、頭を働かせたりと、生きていくためのエネルギーのほぼ全てを作り出してくれている。
そのすごく重要な発電所の名前こそが、今回の主役『ミトコンドリア』。
理科の授業で聞いたことがあるかもしれない。私は完全に忘れていたけれど。
このミトコンドリアこそが、私たちの「若々しさ」と「元気」のレベルを直接決めている、本当にすごい存在だったんだ。
今のところの結論は、こう。
「疲れ知らずの体」と「燃えるような代謝」は、細胞のエネルギー工場『ミトコンドリア』の質と量で決まる。
あなたが感じている慢性的な疲労感や、年齢とともに落ちていく代謝の根本原因は、細胞の中にある『ミトコンドリア』が、減ったり、元気がなくなったりしているせいなのかもしれない。
逆に言えば、このミトコンドリアを「増やして」「元気」にしてあげれば、体の中からエネルギーがみなぎってきて、脂肪も燃えやすい、疲れ知らずのパワフルな体を取り戻せるということ。
これって、最強の若返りだと思わないかな。
「20代前半の頃は、ちょっとくらい暴飲暴食しても平気だったのにな」
「休みの日に寝だめしても、全然疲れが抜けない」
こういうのを、年齢のせいだって諦めてないだろうか。半分正解で、半分不正解。
その「年齢のせい」の正体こそが、ミトコンドリアの質の低下と数の減少なんだ。
ミトコンドリアは、私たちの細胞一つひとつの中にいて、食事から摂った糖や脂肪を材料に「ATP」っていう、体のエネルギー通貨を作り出している。まさに、細胞のエネルギー工場だね。
でも、この工場、何もしないと20代をピークに、年齢とともにどんどん数が減って、性能も落ちていくことが分かってる。
特に、運動不足や不規則な生活、栄養不足、酸化ストレスなんかが続くと、工場の稼働率はがた落ち。古くて質の悪いミトコンドリアばかりになって、エネルギーを全然作れなくなってしまう。
その結果どうなるか。
- エネルギー不足で、常にだるい・疲れやすい
- 代謝が落ちて、使われなかった糖や脂肪が体脂肪として蓄積されやすくなる(=太りやすい)
- 肌細胞のターンオーバーも滞って、シミやくすみの原因になる
- 脳のエネルギーも不足して、集中力が続かない
本当に、深刻な話だよね。
「最近、元気が出ないな」というのは、気のせいじゃなくて、細胞レベルで「ガス欠」を起こしているサインだったんだな。
じゃあ、閉鎖寸前のミトコンドリア工場を、どうやって再稼働させるのか。
大丈夫。意外と簡単なことで、ミトコンドリアは元気を取り戻してくれるから。
1.軽い危機感で、新しい工場を建設させる
ミトコンドリアには面白い性質があって、体が「このままじゃエネルギーが足りない」という軽い危機を感じると、「もっと工場を増やさないと」と、新しいミトコンドリアを自ら生み出す(ミトコンドリア新生というらしい)の。
その「軽い危機感」がこれ。
- 空腹:以前話した「16時間断食」は、サーチュイン遺伝子だけじゃなく、ミトコンドリアを増やすスイッチもONにしてくれる。
- 運動:前に紹介した「HIIT」みたいな、短時間で心拍数を上げる運動は、ミトコンドリアを増やすのにすごく効果的。
- 寒さ:これは上級者向けだけど、冷たいシャワーを浴びたりすると、体は体温を上げようとしてミトコンドリアをフル稼働させるらしい。
2.工場の「燃料」と「作業員」を食事で送り込む
工場があっても、燃料や働く人がいなきゃエネルギーは作れない。ミトコンドリアの元気のために、特に意識したい栄養素がこれ。
- 鉄分:エネルギーを作る最終段階で、酸素を運ぶ超重要な役割。レバー、赤身肉、あさり、小松菜なんかに多い。私みたいな貧血気味の人は、絶対に意識した方がいい。
- ビタミンB群:糖や脂質をエネルギーに変える過程の、潤滑油みたいな存在。豚肉、玄米、納豆なんかに豊富。
- タウリン:栄養ドリンクでおなじみ。ミトコンドリアが効率よく働くのを助けてくれる。イカ、タコ、牡蠣などの魚介類に多い。
- CoQ10(コエンザイムQ10):ATPを作る工程で必須の補酵素。いわし、牛肉、ブロッコリーなんかに含まれるけど、年齢と共に激減するから、サプリで補うのも一つの手。
3.工場をサビさせる「活性酸素」から守る
ミトコンドリアは、エネルギーを作る過程で、どうしても有害な「活性酸素」を出してしまう。これが工場の機械をサビさせて、性能を落とす最大の原因。
だから、抗酸化作用のある食べ物を摂って、工場をサビから守ってあげることがすごく大事。
以前話した、カラフルな野菜(パプリカ、ブロッコリー)、ベリー類、緑茶なんかを積極的に摂って、工場をピカピカに保ってあげよう。
はい、今日のまとめ。
私たちの若々しさと元気の源泉は、細胞の中にあるエネルギー工場『ミトコンドリア』。
年齢や生活習慣で、この工場が減ったりサボったりすると、慢性疲労や代謝の低下、老化に直結してしまう。
でも大丈夫。
- 「空腹」や「HIIT」で、新しい工場を増やす。
- 「鉄分」や「ビタミンB群」で、工場の働き手を補給する。
- 「抗酸化物質」で、工場がサビるのを防ぐ。
この3つの「ミト活」を意識するだけで、あなたの体は内側からエネルギーで満ち溢れてくるはず。
「疲れた」が口癖だった毎日から、「なんか今日、調子いいかも」って思える毎日へ。そのカギは、全部ミトコンドリアが握ってるんだな。
また次の記事で。

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