食べても、吐けばいいじゃん。
そんな安直な思いつきが運の尽き。
中学生の私もそうだった。
まさかこんなに長く摂食障害の道を歩むことになるとは思っていなかったから、今思うと本当に愚かなことをしたと思う。
でも、もう極限状態だったんだよね。
恥ずかしいっていう認識はあるから家族にも誰にも言えないし(バレてたけど)、ネットで調べることしかできなかった。
少なくとも、世界には仲間がいるんだって思えたけど。
中学生の時に太ってしまって、バレエの先生に痩せるように言われた。
当時の私はもの凄くショックで、下剤に走ったり(前述)無理な運動をして倒れたり、色々と苦しんでいた。
確かにバレリーナとしては太っていたから、レオタードを着るのも、痩せてる友達の隣で踊るのも恥ずかしかった。
プロを養成するためのスタジオにいたから、レッスンでも太ってることばかり指摘されて本当に辛かったなぁ。
結局それで凄く鬱っぽくなって、もっと食欲が湧くようになってしまった。
当時、家庭環境も良くなかったし、色々と限界だったんだ。
それでも痩せなきゃいけないのは変わりないから、焦って焦って、
「そうだ、食べても吐いちゃえばいいんだ」
って思いついた。
天才だって思った。愚かだった。
初めて吐いたのはスイーツかパンだった気がする。
食べてから水を沢山飲んで、トイレに鍵をかけて、人差し指と中指をぐいぐい突っ込んで吐き出した。
食べてもこれでチャラ!?楽勝じゃん。
と思ったのも束の間。そんなハッピーなわけが無い。
何回か吐き続けてると、身体が慣れてきて、沢山食べて飲んでも、どんなにガシガシ指を突っ込んでも吐けなくなってくる。
ある日、大量に食べたのに全く吐けなくなっちゃって、絶望した。
こんなの、人としてもダイエット方法としても最悪じゃん!って。
吐けなくなってからしばらくやめると、また身体が忘れて吐けるようになるんだけど、そもそも本当に罪悪感の生まれやすい行為だから、やるたびに自己肯定感はめちゃくちゃに下がっていった。
あと、吐きやすい食材とか、吐きやすい食べ方とかがあるんだよね。
実際にやって効果があったのは、食べ始める前に水を大量に飲んで、最初に納豆を食べること。あとはゼリーとかも最初に食べると吐きやすい。
逆に吐きにくいのはお餅とか麺類。全然出てこなくて焦る。
パン、ナッツとか油分があるものも吐きやすかった。
過食嘔吐(カショオ)って、とにかくお金もかかる。
カショオのための食費で散財して生活できなくなってしまう人もいるくらい。
私がやめようと思えたのは、罪悪感が大き過ぎたのと、胃酸で歯が溶けるとかの健康面の心配から。
今でも一年に3回くらいやってしまうけど、カショオするために食材を買う、っていうことは全くしなくなった。食べても後で吐けばいいやって食べる前に考えることも。
きっと、もっと生真面目で頑張り屋な人だとなかなか直せないんだろうな。
一歩ずつでいいから焦らずにいきたいね。

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